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福祉ビジョン

目標

TOHOヒューマンセンターが目標とするものは一言でいえば、「会員及びその家族の生涯にわたる生活の維持・向上のための支援体制の確立を図ること」ですが、具体的には以下の6項目の目標を掲げ取り組んでいきます。

■健康の維持・増進

健康は私たちにとってかけがえのない最大の財産です。健康が損なわれては豊かな生活は望むべくもありません。健康の維持・増進はTOHOヒューマンセンターが取り組まなければならない重要な課題であると考えます。しかし健康は本来私たち自身の問題ですから、個人個人の自覚と努力が必要となります。そこで、そうした努力がしやすいよう、心身の健康の維持・増進と、体力づくりに対する支援体制を充実していきます。

■万一ヘの備え

生涯生活の中で起こるいろいろな出来事は予期しようもありません。私たちや家族に事故・病気等不測の出来事が起これば、生活設計の修正を余儀なくされ、それまで築き上げてきたものが危機に瀕することになります。そこで、万一に備える必要があるわけですが、こうした問題に対処し生活を安定させていくことはTOHO ヒューマンセンターの使命であるという認識にもとづき、積極的に支援していきます。

■日常生活の支援

日常生活において私たちはさまざまな支出をしています。その多くは衣食住に関するものであり、またレジャー、趣味等もあるでしょう。その際、商品、施設、その他サービスを個人個人がバラバラに購入・利用するよりは、団体としてのスケールメリットを活かした方が、安くしかも有効に購入・利用できます。そこでTOHOヒューマンセンターはより良いものを安く提供できるよう日常生活を支援していきます。

■心の豊かさの充実

社会的・経済的環境の変化により、“心”の充実や豊かさが求められています。飽食の時代といわれ、物が豊かになっても、精神的な豊かさがなければ何と味気ない人生でしょうか。そこで、TOHOヒューマンセンターは精神的側面における充実感・連帯感を満たし、生涯を通じて生きがいを見いだせるような環境づくりに取り組んでいきます。

■財産形成

安定した生活をおくるためには、結婚、出産、住宅の取得、子女の教育・結婚など、一生のうちに訪れるさまざまな目的に応じた財産形成が必要となります。これらは膨大な金額を一時に必要とするものであり、そのためには日々の積み重ねが肝要です。財産形成は基本的には自助努力にもとづくものですが、自助努力ができるような支援体制を効果的に実施していきます。

■豊かなセカンド・ライフ

近年人生80年時代といわれ、退職後の生活がまさに“第2の人生”といえるほど長期化しています。そして、その生活スタイルは経済的にも精神的にもそれまでとはまったく異なったものとなります。従って、経済的な側面と同時に生きがいといった“心”の問題、さらには健康上の問題をも含めた総合的な支援体制が必要となります。そこで、福祉の総合支援体制の充実に取り組んでいきます。

目標実現のための原則

上記の目標を実現するためには、様々な施策を実施しなければなりません。しかし、それらの施策はただ単に実施されるのではなく、以下の6項目の原則にもとづき決定・実施されなければならないと考えます。

■自助努力の原則

私たちにとって真に豊かな生活は、他から与えられるのを待つ姿勢では実現できません。TOHOヒューマンセンターの活動が相互扶助の精神にもとづくもであることは言うまでもありませんが、さらに、私たちの努力を積み重ね、自助自立の精神に支えられた積極さを持つことが必要です。

■受益者負担の原則

会員に必要な施策を行っていくには相応な財源が不可欠となります。その財源の確保については、受益者である会員にも応分の負担を求めることが必要です。

■重点指向の原則

会員にとって必要なすべての施策を同時に行うためには、財政的にも時間的にも限界があります。そこで、必要性の高い施策から計画的に行うことが重要です。

■会員参加の原則

TOHOヒューマンセンターは会員のための組織ですから、会員の意見や要望が十分反映されたうえで、施策・運営が決定され、実行されていくことが必要です。

■公平性の原則

施策は全会員に公平であることが原則です。ここでいう公平とは“必要性に応じた平等”ということで、単に全会員にとって同一内容となることを意図しているわけではありません。施策に対する会員間の必要度合いが異なる場合には、その内容も必要の度合に合わせて変えるべきです。

■さまざまな福祉との調整・連携の原則

会員を取り巻くさまざまな福祉(公的福祉や他の企業、共済会、団体等で行う福祉)を無視してTOHOヒューマンセンターの施策を構築することはできません 。 それらの福祉との整合性を見極め調整・連携することが必要です。